宝登山にて蝋梅が咲いている記事を見て、週末は宝登山&寶登山神社詣りに出かけようと考えていたところ、同じ部署のヤナさんから「一ノ倉沢へスノートレッキングに行かへんか」との誘いを受け快諾。予定は18日土曜日でしたが、直近の天気予報は「曇り」マーク。翌19日が「晴れ」マークだったので、予定を変更して出かけてきました。頭の中には、雪に覆われた岩峰と青い空でしたが…。
◆一ノ倉沢
谷川岳ベースプラザに車を置き、湯檜曽川沿いルートをたどるため出発点となる土合橋へ来た道を戻ります。トンネルの手前に近道の階段がありました。階段入り口付近から、下ってきた道を振り返ります。「晴れ」ではありません…。
スノーシュー装着。スノーシューもワカンも持っていなかったので、この日のためにネットで調べお手頃価格のものを購入。二人揃って、初スノーシューです。
川沿いに下りて、一ノ倉沢を目指します。
踏み跡を頼りに前を歩くヤナさん。
私たちの前後に、人影は全く見当たりません。
かなり時間は立っているようですが、動物の踏み跡を発見。右は私の踏み跡。スノーシューを着けていると、ついつい踏み跡のないところを歩き回りたくなります。
マチガ沢の休憩所に到着です。
一ノ倉沢を目指し、さらに上流へと歩いていきます。
河原寄りにルートをとると、広い範囲で踏み固められた場所がありました。
ここは、一ノ倉沢のビューポイントのようです。ほら、雪に覆われた一ノ倉沢の岩峰が見えない…(涙)。「晴れ」マークは何だったんだろう?
気を取り直して一ノ倉沢避難小屋へ向かおうと先へ進みました。しばらく進むも、踏み跡が薄く幾つかに分かれて避難小屋へ向かうルートを見つけることが出来ません。無理をせずビューポイントに戻り、食事をとることとします。
食事の準備をしていると男性グループがやって来ました。本日初めて出会った人たちです。こちらのグループは、GPSを持参されていました。食事を終えても戻って来られなかったので、きっと目的地まで到達されたのでしょう。
気を取り直して、久々のあさちゃん食堂開店。本日のメニューは、旬のカキを使った「カキそば&カキ雑炊」です。天気は、回復どころか雪まで降って来ました。
カキの美味しい出汁が出てきました。一旦カキを取り出し、麺つゆで味付けをしてそばを投入。
そばが温まり器に盛れば、「カキそば」の出来上がり。
鍋に残ったつゆに、水と麺つゆを追加しパックご飯を投入。ご飯が柔らかくなったら、残しておいたカキを投入し卵を回し入れれば、カキ雑炊の完成です。
温かい食事で体も温まりお腹も満たされたので、霞んだ背景をバックに記念撮影をして戻ります。
根曲がりした樹々が並んでいます。
土合橋近くで、湯檜曽川の河原に下りてのルートを行くと、誰が作ったのか雪だるまたちが寒さに耐えて佇んでいました。思わず、ホッコリとした気持ちになりました。
戻ってきた、道を振り返りますが、寒さしか伝わりませんね…。
これにて、本日の「一ノ倉沢スノートレッキング」は終了です。
◆谷川岳ベースプラザ界隈
ベースプラザに戻った時間が早かったので、赤城の大沼・赤城神社へ立ち寄ることを決定。その前に、一度、外に出てみました。
谷川岳ロープウェイ。その先には天神平のスキー場が見えます。
こちらには、「谷川岳山岳史料館」と「登山指導センター」。
閉鎖中のこの道路は、一ノ倉沢へ続く国道291号線。こちらのルートをたどれば、迷うことなく一ノ倉沢へ到着できたかもしれません。
では次なる目的地、大沼・赤城神社へと車を走らせます。水上市街を走っている途中、ふと視線を移すと白く輝く山並みが目に飛び込んできました。よく見ると双耳峰、そう谷川岳です。いつの日か登りたいですね。
◆大沼
谷川岳ベースプラザから約2時間で到着。正月飾りの名残でしょうか
この季節、氷上でのワカサギ釣りが風物詩ですが、暖冬の影響なのかまだ立ち入り禁止です。湖面に下りれることを期待していたのですが残念です。遠くに見える人たちは、立ち入りが可能かどうか氷の厚みを確認される人たちのようです。
赤城神社の啄木鳥橋が見えます。
黒檜山と駒ヶ岳。こちらも、いつの日か登りたい山の一つです。
◆赤城神社 主祭神に、赤城大明神・赤城山と湖の神様をお祀りされています。はじまりなど、詳細は神社のホームページをご覧下さい。
啄木鳥橋は老朽化のため当面の間渡ることが出来ません。
なので、この鳥居を最初にくぐっての参拝は出来ません。本殿裏の駐車場にある参道より境内に入ります。
御朱印は書き置きですが、正月限定の御朱印でした。書置き(印刷)でも良いので、絵にもう少し手書き感があったらと思ってしまいました…。
最後に、薄日に照らされる大沼を写真に収め家路につきました。
一ノ倉沢スノーハイクは生憎の曇り空で残念でしたが、初めてのスノーシューを存分に楽しむことが出来ました。機会があれば、ぜひまた訪れたいと思います。
最後に、往復1人で運転して下さったヤナさん、ありがとうございました(感謝)。
ご覧いただき、ありがとうございました。