思い出をわすれずに…

山・旅・おでかけPhotoDiary

ひとりぼっちで突然の「尾瀬ヶ原」 ’19.05.28

今回の尾瀬ヶ原はまったく予定をしておらず、22日の夜ネットでたまたま尾瀬を見ていると、「下の大堀川」にて水芭蕉が見頃を迎えているとの記事。尾瀬には過去3回ほど訪れたが、いずれも水芭蕉の季節は初めて。28日の予定はこれと言って無し!天気予報は快晴!「こりゃー行くしかない!」と、突然決めた尾瀬ヶ原。翌日、会社の山友など数名に声掛けしましたが、みんさん。そりゃーそうですよね。出発日前日に誘われて「ハイOKよ!」と言う人は滅多にいませんよね…。

結果、ひとりぼっちで行くこととなり、早々に夜行バスの予約。24日23時過ぎのバスにて「鳩待峠」へと向かいました。

 

◆鳩待峠

5時30分過ぎ、無事に到着。至仏山には、しっかりと雪が残っています。まずは、朝食を摂ってから出発します。本日の予定は、鳩待峠→山ノ鼻→牛首分岐→下の大堀川→竜宮→ヨッピ橋→牛首分岐→山ノ鼻→鳩待峠です。

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木道は、数か所で残雪が残っている程度で、ほとんど雪はありません。ただ、残雪が残っているところでは、少々渋滞もありました。

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2018年に取り換えられた木道。まだ新しいので、木の香りが漂ってきます。木道に差し込む朝日。青空に輝いています。

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木道に差し込む朝日。青空に輝いています。

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残雪と水芭蕉

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木道両脇に広がる水芭蕉の群生

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◆山ノ鼻

テン泊されている方がいました。

f:id:naniwakkoasa:20190527211935j:plainビジターセンター。燕が巣作りをしています。

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研究見本園は帰りに寄ることとし、まずは牛首分岐へと向かいます。

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山ノ鼻を出てしばらくして振り返ると、月が出ていました。

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川の中にも水芭蕉が咲いています。

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池塘の中に「逆さ至仏」

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はるか彼方に燧ケ岳

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「逆さ燧」 ここは有名ですよね。

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尾瀬ヶ原は、二つの百名山に挟まれた高層湿原。前を向いても百名山。後ろを振り返っても百名山。何て贅沢な場所でしょう。

 

◆牛首分岐

4年前の秋に来たときは、ここで引き返し至仏山に登りました。

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◆下の大堀川

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残雪の至仏山水芭蕉の群生。この絶景、これを見たくて今日は尾瀬にやって来ました!いつまで見ていても、飽きることのない景色です。

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川面に至仏山が映っています。

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次々と人がやってきては、みなさんこの景色をカメラに収めていきます。

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いつまで眺めていたいですが、後ろ髪を曳かれつつ竜宮へと向かいます。

木道脇の水芭蕉

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キュウリンカが咲いていました。

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竜宮十字路を一旦通り過ぎ、竜宮小屋へ行き小休憩。

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可愛い花が咲いていました。名前が分かりません…。

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◆竜宮十字路

ヨッピ橋を目指して歩きます。

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これから開花する水芭蕉

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◆ヨッピ橋

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池塘・浮島・燧ケ岳

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至仏山と歩荷。私が牛首分岐へ戻る途中にすれ違ったので、東電小屋への荷でしょうか?

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◆あさちゃん食堂:牛首分岐にて、今日はお手軽に「ランチパックとカレーメシ」。でも、あまりにも素っ気ない!そこで大阪なんばの「自由軒のまぜカレー」を思い出し、生卵をポトリ。「えっぇぇ!」と思われる方も多いでしょうが、大阪の家庭ではポピューラーな組み合わせだったような…。わが家だけかな~?

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食事中、近くでガイドの方がツアー客の方に「尾瀬には、水芭蕉の季節・夏のニッコウキスゲ・秋の草紅葉、この三回訪れるといいですよ」と、話されているのを耳にしました。お腹も満たされたので、山ノ鼻へ戻ります。

 

◆研究見本園(山ノ鼻)

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池塘に雲が映っているのではありません。残雪が浮いています。

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至仏山登山口がありますが、まだ閉鎖中。7月1日から開山だったと思います。

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見本園での水芭蕉群生 花はまだ水芭蕉のみでした。

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のんびり散策した見本研究園を後にして、鳩待峠に帰ります。

蕗の薹を見つけました。こんなに開いてしまっては、天ぷらにしてもおいしくないでしょうね。美味しそうなのがあっても、決して採取してはいけませんよ!

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◆鳩待峠

無事に帰りついたので、ご褒美をいただきながら記念にシャッターを押してもらいました。冷たくて美味しかったなぁ~。f:id:naniwakkoasa:20190527225133j:plain

 

◆「花咲き温泉」

今回のツアー、日帰り入浴がセットされていていました。綺麗な施設で、さっぱりと汗を流すことが出来ました。

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最後に原田農園に立ち寄り、バスは無事新宿に到着しました。

 

ひとりぼっちでの「尾瀬ヶ原」。突然ながらやってきて正解。日本のあちらこちらで真夏日と言われていましたが、ここ尾瀬では遅い春が始まったばかりでした。

尾瀬へは、15年10月至仏山登山(ひとりぼっち)/16年7月燧ケ岳と尾瀬ヶ原(会社の山メンバー二人と)/18年7月会津駒ケ岳登山と尾瀬沼(ひとりぼっち)の計4回目。何度訪れても、その魅力は変わることはありませ。次回は、のんびりテントを担いで来るのも良いかもしれません。要検討!

 

ご覧いただき、ありがとうございました。