思い出をわすれずに…

山・旅・おでかけPhotoDiary

残暑の秋葉原~上野界隈をぶらり ’19.09.07

 

愛用のカメラをメンテナンスしてもらうため、秋葉原のサービスステーションに出かけることとなったこの日、折角の機会なので秋葉原界隈から上野界隈をぶらぶらしながら御朱印巡りをしてきました。

 

湯島聖堂

林羅山が上野忍ヶ丘孔子廟(先聖殿)を創建したものを、元禄3年(1690年)に五代将軍徳川綱吉孔子廟の神田台への移設を林鳳岡に命じました。その際に、先聖殿を大成殿と改称、新たに仰高門を構えて学舎も設置し、建物を総称して聖堂としたとのことです。

f:id:naniwakkoasa:20190918201146j:plain仰高門(ぎょうこうもん)を入り大成殿へ向かう途中に、大きな孔子像があります。

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入徳門(にゅうとくもん) 江戸大火などから免れて、現在に至っているとのことです。

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杏壇門(きょうだんもん)と大成殿(たいせいでん) 杏壇とは、孔子が弟子たちに教授したところです。

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殿内中央の神龕(厨子)には孔子像が納められています。

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大成殿屋根の鬼犾頭(きぎんとう)と鬼龍子(きりゅうし)。 下は大成殿内に展示されているものです。

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鬼犾頭(左):想像上の神魚で、水の神として火を避け、火災を防ぎ、建物を守るために祀られるとのことです。

鬼龍子(右):想像上の霊獣で、孔子のような聖人の徳に感じて現れるとのことです。

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御朱印

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◆江戸総鎮守「神田明神

正式名称は、神田神社。東京都心108町会の総氏神さまです。創建は天平2年(730年)で、はじめは現在の千代田区大手町・将門塚周辺に鎮座されていたものを、徳川家康公が江戸に幕府を開き江戸城を拡張された時、江戸城から表鬼門に当たる現在の地に遷座されたとのことです。

神田祭」は2年に1度で、各町会からの神輿の宮入が勇壮です。私も本社勤務時代に縁があって、ある町会の神輿を担がせてもらい、宮入を経験させてもらったことがあります。

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手水舎

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随身

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大国様とえびす様

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狛犬と御社殿 御社殿は文化財にも指定されています。

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境内末社めぐり 私もめぐりをしましたがの各社の写真は割愛させていただきます。

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銭形平次 懐かしい時代劇を思い出します。私の銭形平次は、「大川橋蔵」です…(古すぎ~!)。右は、裏のほうにしまわれていたのを見つけて、カメラに収めてきました。

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獅子山 親獅子が谷底へ突き落とした子獅子を見守る構図となっています。やや獅子2体は江戸期依頼からのものですが、獅子山と子獅子は関東大震災で失われ、平成元年に天皇即位を記念して再建されたとのことです。

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御朱印 書き置きで2枚セットになっています。

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神田明神から明神下へ向かおうとしたところで、何人もの方が随身門を描かれていました。ここが人気の写生スポットなのでしょうかね?私も1枚写真に収めておきました。でも、絵画は、不要なものを描き入れる必要がないのでいいですね。

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◆「神田明神下 みやび」

神田明神より男坂を降りたところにある「神田明神下 みやび」さんで、早めのランチをいただきました。

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ランチメニューは1,000円台で、私は上天丼(穴子・海老2本・野菜三種)1,200円をいただきました。水分補給のビールも忘れずにオーダー。夜のコースなどからすると、非常にお得なランチだと思います。

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お腹も満たされ喉も潤ったので、秋葉原の電気街を経てソニーサービスステーションに向かいます。

 

ソニーサービスステーション秋葉原

本日の主要件はこちらです。以前よりカメラにシミが写り込んでいたので、イメージセンサーの清掃等を3日前に予約しました。

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引渡しまでに約1時間30分かかるとのことなので、時間つぶしでサービスステーション界隈をぶらぶら。

まずは、サービスステーションの数軒隣にある「IYOTETSU SHOP」です。愛媛県伊予鉄道のショップのようですが、お店の人曰く伊予鉄グッズよりも、「みきゃんちゃん」グッズが中心とのことでした。

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つぎは、「Shopチロルチョコ」。様々なチロルチョコが販売されています。

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左:店内に置かれているチロルチョコのクッション。クッションに乗っての撮影も可です。右:私が買って帰ったチロルチョコ

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その後、電気店を覗いたりしながら時間を潰したのち、カメラを引き取って御徒町方面へ。

 

2k540 AKI-OKA ARTISAN

サービスステーションからJR高架沿いに御徒町方面へ向かおうとしたところ、高架下に「2k540 AKI-OKA ARTISAN」なるものを発見(何と読めばいいのか分かりません…)。こんなおしゃれな所が出来ているなんて、まったく知りませんでした。いろんなお店が入っているので、お店を見ながら御徒町へと向かいました。

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ネットで調べてみると、読みは「ニーケーゴーヨンマル アキ・オカ アルチザン」で、2k540→東京駅からの距離、AKI-OKA→秋葉原御徒町との中間地、ARTISAN→フランス語で職人の意、を表しているとのことです。

 

◆mont-bell御徒町

上野・御徒町あたりに出かけた際には必ず立ち寄っています。長居をすると財布の紐が緩むので、さっと見て退散しました。

f:id:naniwakkoasa:20190918210951j:plainまた、向かいの松坂屋前広場では、防災イベントが開催されていました。はしご車のゴンドラにも体験で

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本日のぶらりもそろそろ終盤。アメ横などの人混みを避けて、下谷神社(したやじんじゃ)に向かいます。

 

下谷神社

天平2年(730年)に大年神日本武尊を上野忍ケ丘の地にこの二神をお祀りしたのが創めであると伝えられています。その後、何度か場所を移しながらも関東大震災で社殿を焼失し、昭和3年(1928年)に現在の地に移転し昭和9年(1934年)に現在の社殿が完成したとのことです。昔から、古くは「下谷稲荷社」と呼ばれていましたが、明治5年に神社名を「下谷神社」に改められました。また、寛政10年(1798年)に初めて寄席が行われた所で、「寄席発祥の地」の石碑が建立されています。

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狛犬

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拝殿

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御朱印

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摂社:隆栄稲荷神社

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◆寿湯

本日の締めくくりは、下谷神社からすぐの「寿湯」ひと風呂。内風呂のほかに、外には露天風呂や水風呂、洞窟水風呂や塩サウナなどがあり、のんびりと銭湯タイムを楽しませていただきました。また、内風呂の銭湯画は富士山がメインで描かれており、上野に近い土地柄なのか象やパンダ、なぜかボクサーまでもが背景に描かれていました。

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オリジナルの「寿湯だより」を発行されたり、いろんなイベントもされているようです。

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カメラのメンテナンスをきっかけに、御朱印巡りとお得なランチ、おしゃれな商業施設の発見と下町の銭湯で汗を流して、満足の1日を過ごすことが出来ました。

 

ご覧いただき、ありがとうございました。