花菖蒲が見頃を迎えている頃だと思い東京都江戸川区の「江戸川区小岩菖蒲園」と、松で有名な小岩不動尊こと「善養寺」に行って来ました。例年、この時期になると「菖蒲まつり」が開催されていますが、今年はコロナの影響で中止となっています。
本日も運動不足解消のため、Giro君(GIOS MISTRAL)でお出かけです。自宅から5㎞弱走り、江戸川の土手へ向かいます。ここから、下流にある「小岩菖蒲園」を目指します。江戸川の土手は「江戸川サイクリングロード」となっているので、散歩する人・ジョギングをする人だけでなく、のんびり自転車で走る人や本格的なサイクリストまで幅広く利用されています。まずは、左岸コースで葛飾橋へと向かいます。
約2㎞走ると、「樋野口川の一里塚」(千葉県松戸市)があり、ベンチやトイレが設置されていて休憩にはちょうど良い場所です。川の一里塚とは、堤防の裏のりの面上に盛土して、天端を広げて平場を設け、緑陰や水洗トイレ、情報案内等を設けたものを言います。平常時には、川の来訪者の憩いの場として利用され、洪水発生時等の非常時には水防資材の確保の場や水防活動拠点となるものです。
葛飾橋を渡り、橋の真ん中あたりから東京都です。橋上からの東京スカイツリーですが、少し霞んでいます。
右岸コースに入りJR常磐線・国道6号線を超えると、金町浄水場の取水塔が見えてきます。
取水塔を過ぎると程なく、料亭「川甚」が見えます。この横の道を入ると、「柴又帝釈天」があります。木の向こうに、屋根が少しだけ見えます。
すぐ近くに「寅さん記念館」の入口があります。こちらも綺麗に整備されており、江戸川の眺めも良いので、休憩にはもってこいの場所です。駐輪場の枠が、オシャレですね。
のんびり写真を撮っていてはいつになっても辿り着けないので、ここからは足を止めることなく菖蒲園に向かいます。
◆江戸川区小岩菖蒲園 1982年(昭和57年)開園で、4,900㎡の広さに約50,000本の勝負が咲きます。そして何と言っても、入園料が無料というのが嬉しいですね!
あじさいも見頃を迎えており、共演が綺麗です。
近くの池では、睡蓮も咲いています。
じっくりと花を堪能したので、約1.5㎞下流にある「善養寺」に向かいます。
◆小岩不動尊「善養寺」 星住山善養寺は、真言宗豊山派で大永7年(1527年)開基と伝えれれています。御本尊は、地蔵菩薩です。
仁王門 寛保年間(1741年頃)の建立で、昭和58年に改修されました。
不動堂 室町時代の開基で、不動明王は秘仏で正月三ヶ日のみ御開帳されます。
本堂 弘化2年(1845年)に再建されたものです。
影向(ようごう)の松 樹齢は600年以上の黒松で、枝は東西28㍍・南北32㍍に伸び、繁茂面積は現在日本一とも言われているとのことです。平成23年には、国の天然記念物に指定されています。
残念ですが、私の持っているカメラでは納まりりません。iPhonで撮れば、納まったかな…。
その立派な幹からは、力強い生命力が感じられます。
日本名松番付で「横綱」に選ばれています。
これからも成長し続けて、多くの人にそのパワーを授けてほしいですね。
江戸川サイクリングロードは、以前ロードバイクに乗っていた頃に毎週のように走っていました。サイクリングロードからの風景は、変化に富んで心地よく走ることが出来ます。これからも、機会を見つけて走りたいと思います。
お近くにお住まいでまだ走られてことがない方は、本格的な自転車の必要はありません。一度、のんびりと走られてみてはいかがでしょうか。
ご覧いただき、ありがとうございました。