北陸方面へ旅する機会がなかったので、GoToキャンペーンを利用して一泊二日で出かけてきました。お天気が一日目は午後から雨、二日目はほぼ一日雨の予報なので、訪れたい場所を絞って足早に駆け巡って来ました。
雨の羽田空港からJAL便に搭乗し、北陸の空の玄関口「小松空港」へ。
雲は多いですが、上空は雨とは無縁です。
北アルプスでしょうか、眼下には冠雪した山々を見ることが出来ます。
約1時間で小松空港に到着。
小松空港からはリムジンバスで金沢へ向かい、まずは兼六園へ向かいます。
兼六園 休日だけあって、朝から多くの人が訪れています。
兼六園と言えば、徽軫(ことじ)灯籠と雪吊りですね。雪吊りは二日前に作られたばかりです。午前中、灯籠は逆行でした…。
こちらの紅葉は、あと少しと言ったところでしょうか?
午後から、雨予想なので急ぎ足で金沢城へ向かいます。
箔一 兼六園店 金沢城へ向かう前にちょっと休憩。金沢の工芸品と言えば「金沢箔(金箔・銀箔)」。工芸品には手が出ないので、こちらでちょっぴりリッチな気分を味わいます。
見た目だけでなく、アイスそのものもとても美味しかったです!
金沢城公園 こちら本丸はまだ再建されていません。
五十間長屋と三十間長屋 金沢城では倉庫と防壁を兼ねた建物を長屋と呼ぶそうです。
玉泉院庭園
尾山神社 加賀藩主前田利家公と正室のお松の方が祀られています。創建は明治6年(1873年)。
ステンドグラスがあしらわれた神門がとても珍しいです。
拝殿
次は、少し離れていますが、茶屋街散策に向かいます。
主計(かずえ)茶屋街 浅野川沿いの茶屋街で、エリアも狭いことから「ひがし茶屋街」より訪れる観光客も少ないようです。
ひがし茶屋街 主計茶屋街から5分弱。こちらは、土産物店や飲食店も多いことから、多くの観光客で賑わっています。茶屋街散策途中から、雨が降り出してきました…。
雨は雲の流れで、時折激しくなったり上がったりとしますが次へと向かいます。
摩利支天山 宝泉寺 高野山真言宗のお寺で、御本尊は摩利支天。東京上野の大徳寺、京都の建仁寺禅居庵と並んで「日本三大摩利支天」とされるとのことです。金沢三十三観音霊場第23番札所にもなっています。
五本松 五幹に分かれた老松で、天にそびえ天狗が住むと言われているそうです。
長谷山 観音院 高野山真言宗で、1200年の歴史をほこる御本尊木造は十一面観音菩薩をまつっています。また、北陸観音霊場第14番札所・北陸白寿観音霊場第16番札所になっています。
ホテルへ向かう途中、近江町市に寄り道。
近江町市場 辿り着いたのが15時30分ごろ。すでに閉まっているお店もあり、少し閑散としだしています。
並んでいるネタも寂しいです…。
折角なので、ホタテとのどぐろを頂きました。でも、生ビールは売切れていました(残念)。のどぐろは軽く炙られたものをお塩で頂きました。
小腹を満たし、ホテルにチェックイン。少し休憩してから夕食へ出かけました。
鼓門(おもてなしドーム) 金沢駅のシンボルと言えばこれですね。夕食の帰りに撮って来ました。
二日目は少し遅めに、にし茶屋街からのスタートです。
にし茶屋街 午前中と言うこともあり、こちらもさほど観光客は多くありませんでした。
通りは、石畳になっています。
こちらは「西茶屋資料館」。
1階は白山市出身の小説家「島田清次郎」に関する展示、2階はお座敷と茶室が公開されています。
にし茶屋街から「長町武家屋敷跡」へは少し距離がありますが、雨も上がっているのでのんびり歩いて向かいます。
長町に差し掛かる手前、薬問屋さんでしょうか「混元丹」と書かれています。
長町武家屋敷跡 大野庄用水に沿って昔ながらの土塀や石畳の小路が残り、武家屋敷が立ち並んでいます。
長町研修塾 は武家屋敷跡にあり、金沢職人大学校の総合的な研修の一環で1999年3月に改修されたものです。
建物内部には入れなかったので、庭(山景園)だけ拝見してきました。
武家屋敷跡からは香林坊へ出て、バスに乗って石浦神社へ向かいます。
石浦神社 2200年前に草創され、越乃國三輪神社として下石浦(現・長町)に社祠を建てたのが由緒とのことです。
拝殿
小松空港 予定していたリムジンバスが運休だったので、更に早いバスで空港へ向かいました。時間もたっぷりあるので、ラウンジで休憩する前に展望デッキに出てみるとF15戦闘機が着陸してきました。そう、小松空港は民間空港でありながら、航空自衛隊小松基地の空港でした。
ラウンジでのんびりした後、雨の中JAL190便に搭乗し小松空港を離れます。関東上空からは、夜景がきれいに見えました。
羽田空港には定刻より少し早く到着し、一泊二日早の「早足で巡る金沢の旅」が終了しました。
お天気には少々恵まれませんでしたが、思い出に残る楽しい旅となりました。
ご覧いただき、ありがとうございました。