久しぶりに近場の山に行こうと計画をしましたが、この日は関東のほぼ全域で曇り空。天気予報によってはにわか雨の可能性があり、山に行って雨に遭遇したくないので以前から気になっていた「大多摩ウォーキングトレイル」を歩いてきました。
大多摩ウォーキングトレイルは、JR青梅線奥多摩駅から古里駅までの約8.3㎞の道のりを、一般道や自然の中の遊歩道が結ぶウォーキングコースとなっています。
古里駅~寸庭橋(一般道)
古里駅 こちらから、奥多摩駅を目指して歩きます。やはり曇り空…。釜の水 水道がひかれるまで共同の飲用水として使われていました。今でも、大きな釜に水が流れています。清美滝 釜の水から少し歩いた右手にあります。木々に覆われているので、気を付けないと見落としてしまいそうです。全景を撮れないのが少々残念。寸庭橋 この橋を渡ると、松の木尾根の登山道となります寸庭橋~松の木尾根~鳩ノ巣小橋(登山道・一般道)上の滝 寸庭橋から寸庭橋から一つ目の小さな橋を越えたところにあります。水量が少く、岩肌を添うように流れています。NDフィルターがあれば、もう少し上手く流れ撮ることが出来たかもしれません。こちらには下の滝もあるのですが、気付きませんでした。二つ目の橋を渡ると、登りが始まります。時折、太陽が顔を出してくれ、木漏れ日に照らされるもみじが鮮やかに輝きます。展望台に到着。鳩ノ巣方面の眺めです。手前に架かるのは鳩ノ巣大橋。展望台からは下りとなり、管理されたし杉林の中を歩きます。途中からは、一般道になります。雲仙橋からの多摩川の流れ。もみじの花が沢山咲いています。水神様
水神様の裏に回ると、多摩川の流れを見渡すことが出来ます。先に見えるのが鳩ノ巣小橋です。水神の滝 水神様の前にあります。近くに双竜の滝もあります。鳩ノ巣小橋 「5名以上で乗らないで」との注意書きがありました。
鳩ノ巣小橋を渡ると、暫くは多摩川の河原沿いに歩くことが出来ます。白丸ダム 下流の眺め。左中央あたりから階段状に伸びているのが、魚たちがダムを越えるための魚道です。魚道内部は見学施設となっていますが、緊急事態宣言発令中のため残念ながら見学できませんでした。
白丸ダム~数馬峡橋(数馬峡遊歩道・一般道)
白丸ダムから白丸湖畔遊歩道に入りますが、この遊歩道は3月下旬ごろまで落石対策工事のため、通行止めとなっていたようです。湖面には深緑の木々が写り込んでいますが、湖面と同系色のため目立たないのが残念です。でも、紅葉の季節はきっと綺麗でしょね。こちら、パドルボードのレクチャー中です。数馬峡橋が見えてきました。
数馬峡橋~奥多摩駅(数馬峡遊歩道・一般道)
このあたりからは奥多摩駅を目指し黙々と歩き、多摩川に架かる昭和橋までやって来ました。この辺りは氷川渓谷と呼ばれ、橋の下流側は「氷川キャンプ場」です。上流側は多摩川と日原川の合流点です。右の流れが少し急な方が日原川です。最終目的地の奥多摩駅はすぐそこですが、氷川渓谷に架かる二つの吊橋を巡ってみます。氷川大橋の脇を下ると、奥氷川神社が鎮座しています。神社の前を進むと、日原川に架かる「氷川小橋」。
氷川小橋を渡り左へ進むと、多摩川に架かる「登計(とけ)橋」に至ります。お昼ご飯は、氷川小橋脇より河原に下りていただくこととします。その前に、河原からの氷川小橋(左)と登計橋(右)。
あさやん食堂 本日のメニューは、「たまごとチーズのエビチリホットサンド」。玉子は半熟状態に焼き、その上にエビチリ・チーズをのせて焼けば完成です。(注:エビチリのソースを入れ過ぎると、サンドしたときにあふれ出しますよ!)
見た目はイマイチですが、玉子とチーズとエビチリソースの相性はGoodです。久しぶりの自作山メシでお腹を満たし、十分な水分補給を終えて、奥多摩駅より家路につきました。お天気はほぼ曇り空でしたが、深緑に包まれた遊歩道・河原でのランチで大いに気分転換が図れました。もみじがとても多いので、秋は紅葉できっと綺麗だと思います。スニーカーでも問題なく歩けるコースだと思うので、フルコースと言わずに鳩ノ巣駅や白丸駅などから体力等に合わせて楽しめるでしょう。
ご覧いただき、ありがとうございました。白丸ダム