思い出をわすれずに…

山・旅・おでかけPhotoDiary

北茨城 骨休めドライブ旅行 21.0811-12

6月下旬から7月末まで、ドタバタ続きで落ち着かない毎日を過ごしていました。骨休めを兼ねて、お盆休みに一泊二日で北茨城へ出かけてきました。9月に入ったにもかかわらず、お盆の内容で申し訳ないですね。写真の整理がおぼつかず、やっとアップすることが出来ました。

ドライブに出かけるときは早朝出発が多いですが、今回は骨休め旅行であることからのんびり午前8時半に自宅を出発。常磐自動車道を那珂ICでおり、初めに向かったのが常陸太田市の「佐竹寺」。

妙福山明音院佐竹寺 真言宗豊山派の寺院で、寛和元年(985年)開山と伝えられ、坂東三十三観音霊場の二十二番札所でもあります。f:id:naniwakkoasa:20210905182506j:plain茅葺屋根の本堂は、明治39年1906年)国宝(制度改正により現在は重要文化財指定)となったとのこと。f:id:naniwakkoasa:20210905182532j:plainf:id:naniwakkoasa:20210905182712j:plain境内に咲いていた花。何と言う名の花でしょうかね?f:id:naniwakkoasa:20210905182815j:plain久しぶりに頂いた御朱印f:id:naniwakkoasa:20210905182855j:plain

同じく常陸太田市の「慈久庵鯨荘塩町館」で、少し早めの昼食です。f:id:naniwakkoasa:20210905182930j:plain中はレトロな洋風の作りになっています。f:id:naniwakkoasa:20210905183001j:plainいただいたのは、「葱天せいろそば」。細切りのそばに、出汁のきいた濃いめのつゆがよく合います。葱天もサックリ揚げっています。f:id:naniwakkoasa:20210905183102j:plainお店の周りにも、レトロな感じの建物があります。f:id:naniwakkoasa:20210905183132j:plainこちらは、アンティークギャラリー。f:id:naniwakkoasa:20210905183224j:plain登録有形文化財の「梅津会館」。昭和11年に当時の太田町太田町役場として建築され、昭和53年まで常陸太田市役所として利用されていました。f:id:naniwakkoasa:20210905183252j:plain土塀造りの印刷屋さんと、板張りのお米屋さん。

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ホテルへ向かう途中に立ち寄ったのが五浦岬公園。 太平洋に突き出す大津岬の突端にあり、少し高い場所に立地しているので「日本の渚百選」にもなっている五浦海岸の風景全体が広く見渡せます。f:id:naniwakkoasa:20210905183446j:plain東日本大震災での犠牲者を慰霊するために市が建てた展望慰霊塔。f:id:naniwakkoasa:20210905183511j:plain慰霊塔からの「六角堂」と「大津岬灯台」。f:id:naniwakkoasa:20210905183701j:plainf:id:naniwakkoasa:20210905183724j:plain北茨城で晩年を過ごした岡倉天心をモデルにした映画「天心」のロケセットが展示・公開されています。岡倉天心…急激な西洋化の荒波が押し寄せた明治という時代に、、日本の伝統美術の優れた価値を認め、近代日本美術の発展に大きな功績を残しました。

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一通り散策した後は、ホテルの駐車場に車預け六角堂へ。

途中に、元禄年間に徳川光圀公が領内巡視のおり、喉の渇きをおぼえ喉の渇きをおぼえ、井戸はないかと供のものが捜しまわり、畦の脇に古井戸を発見した「黄門の井戸」あります。f:id:naniwakkoasa:20210905183946j:plainこちらも途中にある「天心の墓」です。f:id:naniwakkoasa:20210905184017j:plain六角堂は、茨城大学五浦文化研究所の中にあります。五浦河岸を散策し、無料で見れると思っていたのですが、350円の入場料が必要です。(まったく下調べもしていない今回の旅です…)f:id:naniwakkoasa:20210905184249j:plainもうお盆だというのに、天心記念館前には、白い紫陽花がまだ綺麗に咲いていました。f:id:naniwakkoasa:20210905184342j:plain研究所内からの五浦海岸。f:id:naniwakkoasa:20210905184405j:plain天心が自ら設計し、太平洋を眺めながら思想に耽ったと言われる「六角堂」。2011年の東日本大震災津波で元の建物は流出し、こちらは2012年に再建されたものです。f:id:naniwakkoasa:20210905184433j:plain

天心が住んでいた「天心邸」。f:id:naniwakkoasa:20210905184506j:plain見学を終え、少し早いですがホテルへチェックイン。「五浦観光ホテル 別館大観荘」に宿泊しました。f:id:naniwakkoasa:20210905184600j:plainチェックイン後は、温泉と美味しい食事で疲れを癒します。

旅の二日目の朝は、曇り模様で日の出は撮れず。朝食後にホテルの屋上から五浦海岸を撮影。f:id:naniwakkoasa:20210905184630j:plainf:id:naniwakkoasa:20210905184657j:plainシャッタースピードを遅くし、少し波を落ち着かせてみました。f:id:naniwakkoasa:20210905184728j:plain

身支度を整えてホテルを出発・この日の予定は、袋田の滝那珂湊で海鮮物を食べて帰るだけです。

袋田の滝へ向かう途中にある花貫渓谷の汐見滝吊り橋に寄ってみました。花貫渓谷は紅葉の名所で、その季節になると紅葉と汐見滝吊り橋の写真をよく目にします。紅葉の季節にも訪れてみたいですね。f:id:naniwakkoasa:20210905185421j:plain吊り橋からの汐見滝。f:id:naniwakkoasa:20210905185523j:plain地元の若者たちでしょうか、滝壺にダイブして楽しんでいました。f:id:naniwakkoasa:20210905185638j:plain花貫渓谷から、1時間10分ほどで袋田の滝に到着。袋田の滝は、昨年秋に訪れた際には観瀑台から見ることが出来ましたが、今回は茨城県独自の緊急事態宣言で観瀑台は閉鎖中。少々残念ですが、水量も豊富で見ごたえは十分です。f:id:naniwakkoasa:20210905204410j:plainf:id:naniwakkoasa:20210905204433j:plain

 

f:id:naniwakkoasa:20210905204500j:plain袋田の滝までやって来たので、車で約15分の「月待の滝」へも足を延ばしてみました。駐車場にはりんごの木が植えられ、その実は暑さに負けずにすくすく育っているようです。f:id:naniwakkoasa:20210905204604j:plain月待の滝は別名「裏見の滝」滝とも言われ、滝の裏側からも見ることが出来ます。f:id:naniwakkoasa:20210905204632j:plainf:id:naniwakkoasa:20210905204657j:plain今回の観光は、これにて終了。那珂湊のおさかな市場で昼食を摂って帰ります。f:id:naniwakkoasa:20210905204728j:plain訪れた「海花亭」さん。f:id:naniwakkoasa:20210905204758j:plain人気№1のあふれる13ネタ!「ごっそり海鮮丼」と「あら汁」を頂きました。f:id:naniwakkoasa:20210905204821j:plain一泊二日のドライブ温泉旅行。観光地巡りも少なめのゆったりスケジュールで、良い骨休めの旅となりました。

ご覧いただき、ありがとうございました。