思い出をわすれずに…

山・旅・おでかけPhotoDiary

秋晴れの「浅間嶺~払沢の滝」 ’22.10.01

5月末の入笠山以来の山登りは、奥多摩の浅間嶺登山口から浅間嶺へ登り、払沢の滝入口に下山。下山後は、日本の滝百選「払沢の滝」を訪れてきました。このコース、6年前の春に1人で登ったコースですが、今回は会社の仲間5人で楽しく登って来ました。

集合場所のJR武蔵五日市駅前のバス停。我々が向かう浅間嶺登山口の先に、人気の三頭山があるため多くの人が行列を作っていました。バスを運行する西東京バスは、利用者数に応じて増便を出してくれているようで、この日は計3台のバスが運行されました。浅間尾根登山口に到着。各バスから下車するのは、いずれも数組ずつと少ないです。のんびり静かな山登りが楽しめそうです。浅間嶺の登山口は、バス停から少し戻ったところにあります。しばらくは、舗装路を登ります。みんな屈んで撮影会。秋の実りを思い思いに撮影しています。舗装路を終えて、本格的な登山道。登山道は、林道が中心です。人里(へんぼり)峠までやって来ました。浅間嶺までは残り1㎞ほどです。長い林間の登山道が終わり、やっと視界が開けてきました。奥多摩の山々が、秋空に映えます。このコースで一番の眺望所かも知れません。山頂直下の「富士浅間大神」。いつの間にか、石の祠に建替えられていました。ここから山頂まではすぐで、足取りも一気に軽くなります。無事に浅間嶺山頂に到着。中央左、一番大きく見えるのが御前山。まずは、昼食です。本日の山ごはんは「肉うどん」。自宅で下準備したお肉をフライパンで温めます。うどんを茹でてスープを加え、器に盛って「肉うどん」の完成です。冷たい飲み物も、忘れずに持参しました!休憩中、ケトルの蒸気で「うるおい」補給する女子(笑)。のんびり休憩したあとに、記念撮影をして下山開始。下山してすぐに現れた謎のアーチ。この先も林間の登山道が続きます。途中から、沢に合流。しばらくは、沢沿いに歩くことが出来ます。沢音がとても心地よく、疲れを忘れさせてくれます。途中舗装路を歩いて、時坂峠に到着。払沢の滝入口まで残り約1.8㎞。払沢の滝入口まで下りてきました。ところどころに紫陽花が咲いていて、「秋に紫陽花が見れるの?」と少々驚きました。滝までは、ウッドチップの道を進みます。ほどなく「山男のガチャ」なるものを発見。檜原村林業会社:東京チェンソーズさんが、檜原村で伐採された木々で使われない枝や幹の細い部分を加工して作られた、マグネットやバードコール、ぶんぶんごまなどのおもちゃや雑貨が入っているとのことです。滝へは澄んだ沢沿いに進み、途中には忠助淵(上)や名もなき滝があり気持ちよく歩けます。滝入口から約15分、日本の滝百選「払沢の滝」に到着です。見た目では分かりませんが、高度差約60㍍・奥行約50㍍での大きな滝で、落差が一の滝23.3㍍・二の滝16.8㍍・三の滝13.7㍍・四の滝2.3㍍の四段の滝だそうです。名瀑鑑賞を終えてバス停に到着。こちらは、バス停前にある桧原とうふ「ちとせ屋」さん。バスの待ち時間を利用して、女性陣は豆乳を飲んだりアイスを食べたりと、のんびり過ごしていました。

秋の好天に恵まれ日向は汗ばむ陽気でしたが、コースのほとんどが林間の登山道だったのでとても気持ちよく歩くことが出来ました。また、数年ぶりに参加してくれたメンバーもいて、楽しい山の1日を過ごすことが出来ました。

ご覧いただき、ありがとうございました。