1月の車山スノートレッキング以来、久しぶりに山へ出掛けてきました。今回は、都会の桜より、約1~2週間見頃が遅い高尾山へ向かいました。久々の山行と言うことで、陣馬高原下から高尾山口までの約17㎞を歩いてきました。
いつものことながら、「陣馬高原下」行のバスは長蛇の列。これで、約3分の2くらいかな?もちろん、定期便に加え増便が2台運行され、運良く座っていくことが出来ました。陣馬高原下で身支度を整えて、約3㎞先の陣馬山へスタート。舗装路が終わり、やっと本格的な登山道に入ります。しばらく続く、林の中の登り。やっと、山頂が見えてきました。しかし、半月板断裂の右ヒザが、既に悲鳴を上げています。下山まで持ちこたえられるか、少々不安になりました。
陣馬山(標高:857㍍) 青空にシンボルの白馬像が映えます。少し霞んでいますが、富士山も無事に眺めることが出来ました。恐らく、高尾山に着くころには、見えなくなっていると思います。木漏れ日の登山道は、空気も少し冷たく気持ちよく歩けます。
明王峠 陣馬山から約2.1㎞ 茶屋がありますが、週末なのに閉まっていました。再建中との情報も…。何とか富士山の姿を拝むことが出来ました。本日最後の富士山?左:堂所山、右:まき道。堂所山は特に眺望も無かったと思うので、まき道で景信山へ向かいました。
景信山(標高:727㍍)明王峠から約3.9㎞。山で御餅つきって贅沢ですね。富士山ビューポイントへ向かいましたが、やはり富士山は雲隠れ。山ごはん 昨年11月以来の山ごはん。本日のメニューは「ファミチキホットサンド」です。
これから向かう、小仏城山・高尾山方面。山肌には、ところどころに桜が咲いていました。
小仏城山(標高:670㍍)景信山から約2㎞ 山頂標識の横にあった天狗の像、暫くここに来ない間に無くなっていました。新たな天狗は、茶屋の休憩所近くにありました。個人的には、前の天狗の方が好きです。都会では見頃を終えた桜ですが、こちらの桜はこれからが見頃のようでした。春の小仏城山、桜だけでなくこちらのお花畑も楽しみです。
一丁平(展望台は経由せず) この界隈にはソメイヨシノと山桜が1000本あるそうです。もみじ台から高尾山山頂へ向かうこの階段、毎回のことながら躊躇してしまいます。ここまで来て山頂を踏まない訳にはいかないので、嫌がる右ヒザを黙らせて一段一段ゆっくりと登って山頂へ向かいました。
高尾山(標高:599㍍)小仏城山から約2.3㎞山頂の山桜は、葉っぱが出ていますがちょうど満開の見頃を迎えていました。
薬王院 高尾山山頂から約0.8㎞ 仁王門前の枝垂れ桜は、まだ綺麗に咲いていました。参道途中にあった入学祝いの飾りつけ。十一丁目茶屋(霞台)まで下って来ました。いつもは左の1号路を直進しますが、今回は右の2号路を経由して高尾山病院へ抜けるルートを辿りました。利用する人も少なく、のんびり歩くことが出来る登山道でした。下山してきてこの石仏を見ると、いつもホッとした気分になります。ここまで来るとゴールはすぐそこ。
清滝駅 薬王院から約2.4㎞ 無事に下山完了。八王子市名誉観光大使「北島三郎」にご挨拶して帰ります。右ヒザの痛みに堪えながらの山行となりましたが、途中で断念することなく歩き通し、高尾の春を存分に楽しむことが出来た1日となりました。
ご覧いただき、ありがとうございました。