思い出をわすれずに…

山・旅・おでかけPhotoDiary

年内最後の山は「お一人高尾山」 ’23.12.24

この日の前週、会社の仲間と年内最後に山登りに「陣馬山~高尾山」を計画していました。しかし、私の天気予報の判断ミスで中止としてしまいお流れとなってしまいました。このままでは、12月は1度も山登りをしないで終わってしまうので一人で高尾山に登ってきました。

高尾駅。この日はバスで小仏へ向かい、小仏峠・小仏城山を経由して高尾山へ向かいます。雲が多いのが、少し気がかりです。

小仏バス停から小仏峠は、約2.5㎞の道のりです。

登山口までは、約10分登りの舗装路が続きます。

登山道に到着。

登山道脇には、人工の滝ですが「小仏滝」があります。

登山口から約5分の所に水場。私の知る限り、高尾山界隈で水場があるのはここだけだと思います。カップも置かれているので、飲用も可能なのですかね?私は、今まで一度も飲んだことがありません。

登り始めてから約40分で小仏峠に到着。寒さのせいか、半月板が断裂している右ひざに痛みが出だしました。

小仏城山に向かう途中、霜柱が出来ていました。寒さを一層強く感じさせられます。

小仏城山に到着。天狗の目力は今日も変わらず半端ないですね。

山頂からの展望は雲が多いですが、横浜方面(上)はランドマークが、東京方面はスカイツリーが何とか確認出来ました。ただ、富士山は残念ながら雲隠れ。今日は、望めそうにないかな?
一丁平園地展望台。高尾界隈は青空ですが、遠くは雲がかかり眺望が今一つでした。富士山も雲の中でした。今日は、富士山の眺望はほぼ絶望かな…。

登山道のススキが、冬の陽に照らされ輝いています。

もみじ台に到着。お茶屋さんもまだ空いていました。

少し早いですが昼食とします。本日のメニューは、かきが美味しい季節なので「かき雑炊」にしました。

日本酒も湯煎でぬる燗にして、雑炊とともに美味しくいただきました。

 

昼食を終えて山頂へ。山頂へのこの石階段、いつ登っても好きになれません…。山頂を踏まないなら、左の巻道でスルーするのですが登るしかありません。

石段を登ぼり終えて大見晴園地に着くと、諦めていた富士山が雲の間から山頂だけですが姿を見せてくれました。

無事に山頂到着です。いつもは行列ができる山頂標識での記念撮影ですが、やはり冬はその行列も短かったですね。

下山前に、高尾山の冬の風物詩「氷華」の情報を得ようとビジターセンターに立寄りました。場所や時期を訪ねると、この日すでに氷華が見られたとのことです。

山頂近くで見られる場所に行くと、お昼前だというのにまだ溶けずに残っていました。初の、氷華鑑賞です。(氷華:シモバシラの根から吸い上げられた水分が枯れた茎からしみだし、冷たい外気に触れて凍っていくことで作られていきます。水が凍らなければいけないので、気温が氷点下でなければいけません。byビジターセンター)

少し溶け出しているようですが、自然の造形美とても綺麗です。氷華を見るためだけに、早朝に訪れる価値はありますね。

下山は1号路を利用し、薬王院で今年一年安全に登山を楽しめたことへの感謝と、来年も楽しい登山が出来るよう願いを込めて参拝して来ました。

登山道にあるオブジェ。今回はクリスマスバージョンになっていました。どなたが飾ってくださっているのか分かりませんが、1号路を利用するときの楽しみの一つです。

霞台からは、今回も2号路を経由して病院裏に下る病院コースで下山。

膝の痛みに何とかこらえて無事に下山完了。今日も、八王子名誉観光大使「金の北島三郎」ご挨拶して家路につきました。

クリスマスイブの一人ぼっち登山でしたが、少しですが富士山が望めたこと、氷華を見ることが出来たのは、私へのクリスマスプレゼントだったのでしょうかね…(笑)。

ご覧いただきありがとうございました。