思い出をわすれずに…

山・旅・おでかけPhotoDiary

ビーナスラインと上高地トレッキング ’23.06.04-05

山に興味がなく、誘われても絶対に登らないという友人。そんな友人に、河童橋からの穂高連峰の絶景をどうしても見せたく思い、一泊二日で出かけてきました。

1日目:ビーナスラインドライブ

午前3時に自宅を出発。まずは、長野自動車道「諏訪IC」から、国道152号線(大門街道)を経由して白樺湖へ。ほぼ予定通り、午前6時に到着し写真撮影と車中での朝食。朝の蓼科山は逆光状態です。

白樺湖からビーナスラインに入り、360度の展望が広がる霧ヶ峰富士見台に到着。少し雲が多く、霞んで見えるのが少々残念。定番の八ヶ岳と富士山。南アルプス中央アルプス木曽御嶽山乗鞍岳北アルプス槍ヶ岳もしっかり確認できます。霧ケ峰高原のドライブイン「霧の駅」に車を停め、「霧鐘塔」まで片道約10分のプチトレッキング。霧鐘塔 頻繁に霧が発生し、時には何も見えなくなるほど濃い霧になることがあり、その中で道に迷うことがないよう方角を音で知らせる設備として、昭和34年に設置されたとのことです。塔からは、富士山方面・北アルプス方面に加え、昨年の冬にスノートレッキングで訪れた車山山頂の気象レーダーが見えます。霧ヶ峰から美ヶ原へ向かう途中の「大展望 三峰茶屋」。正面には、草原のなだらかな稜線の三峰山?。こちらの駐車場から、何組か登りに行かれました。遠くには美ヶ原が広がっているのが見えます。いよいよ、美ヶ原へ。美ヶ原では、山本茶屋ふるさと館に車を停めて、「美しの塔」まで片道約20分のミニトレッキング。牧場に挟まれた高原の道を進みます。お天気も良く、とても気持ちがいいです。美しの塔の背景には、北アルプスの山並みが見えます。美しの塔と百名山「王ヶ頭」。王ヶ頭ホテルや電波塔群がはっきりと見えます。王ヶ頭・王ヶ鼻へは、ここからさらに歩いて行けますが、今回は美ヶ原事前保護センター方面から歩くので山本茶屋に戻ります。美ヶ原自然保護センターへ向かう途中、トイレ休憩で立ち寄った「道の駅美ヶ原」。美ヶ原高原美術館が併設されています。順調に進み、上手くいけば15時前後には松本のホテルにチェックインして、松本市内を散策できるだろうと車を走らせていると、一大アクシデントが発生!そのため何と約4時間のタイムロスとなり、残念ながら王ヶ鼻・王ヶ頭トレッキングは中止(涙)。市内散策も諦めて、ホテルにチェックイン。

夕食は、「馬肉(さくら)料理 新みよし」。アクシデントでお世話になった方が、「絶対お薦めです!」と、自信をもって教えて下さったお店です。非常に人気店のようで、17時の開店と同時に入店するも、気が付けばほぼ満席状態でした。信州豚の冷しゃぶサラダ以外は、すべて馬肉料理。昼間のアクシデントもしばし忘れ、郷土料理を美味しくいただきました。教えて下さった方に大感謝です。市内散策をしないのも残念だと思い、食後に夜の松本城を見て来ました。

2日目:今回のメイン、大正池河童橋→明神への上高地トレッキング。上高地へは、今回で6回目となります。直近3回はスノートレッキングで訪れたものの、天候に恵まれず河童橋からの穂高連峰を見ることが叶わず。今回は、何としても雄大な景色を眺めたいものです。

沢渡バスターミナル7:30分発のシャトルバスに乗車し、大正池で下車してトレッキングのスタートです。大正池と焼岳。瞬く歩くと、立ち枯れと焼岳の撮影スポットがあります。田代池に向かう途中の、白樺とダケカンバの森。新緑が眩しいほどに綺麗です。田代池方面と河童橋方面への分岐。視界が開け、穂高連峰がはっきりと見えます。いつ来ても静かで水が澄んでいる田代池。河童橋へは梓川コースと林間コースに分かれますが、梓川コースは週末の大雨の影響で通行止め。林間コースで、河童橋へと進みます。田代橋で梓川コースと合流し、左岸ルートで河童橋へ向かいます。暫くすると視界が開け、穂高連峰が目の前に現れます。遠くに、河童橋が見えてきました。河童橋に到着。まずは、河童橋穂高連峰河童橋からの焼岳。河童橋を渡り、穂高連峰のビューポイントにて。河童橋から明神へは、小梨平キャンプ場の中を通り左岸コースで向かいます。キャンプ場内に、撮影用のフレームが設置されています。清流を優雅に泳ぐイワナ?ヤマメ?発見。コースが梓川沿いに近づくと、明神岳が正面に見えます。明神に到着。穂高神社奥宮までは、明神橋を経由してもう少し歩きます。明神橋明神橋を渡ると、穂高神社奥宮の鳥居が建っています。嘉門次小屋 平日ですが、ほどほどに観光客で賑わっています。岩魚の塩焼きが食べたかったですが、ビールも飲みたくなるので我慢です。車移動の悲しさです…。穂高神社奥宮 今日のこの天気に感謝と、事故無く帰宅できることを願って参拝。明神一之池 明神池は、神社の神域となっています。明神二之池これにて、大正池から明神までの上高地トレッキングは無事に終了です。

 

1日目は思わぬアクシデントの発生で、王ヶ鼻・王ヶ頭へ行くことは出来ませんでしたが、絶景の高原で開放感あふれるドライブを楽しむことが出来ました。おっと、馬肉料理の美味しさも忘れられません。

2日目は、山に無縁の友人に至る所で穂高連峰の絶景を見せることが出来てひと安心。友人も満足してくれたようで何よりでした。何度も訪れている上高地ですが、前週の尾瀬と同様に、何度訪れてもどの季節に訪れても、また訪れたくなる絶景満載の場所です。

ご覧いただきありがとうございました。