思い出をわすれずに…

山・旅・おでかけPhotoDiary

新緑の秀麗富嶽十二景「岩殿山」 ’23.04.29

GW前半初日は、自身2ヶ月ぶりの山で、会社の仲間8人で山梨県大月市の「岩殿山」に登って来ました。岩殿山は、山梨百名山の一つであり、大月市が選定した富士山が美しく見える12景の一つです。

 

仲間との集合場所は、JR中央線大月駅。自宅最寄り駅からは、往復で約4,000円かかります。そこで今回は、「のんびりホリデーsuicaパス」を利用。首都圏のフリーエリア内の普通列車(快速含む)などが、2,670円1日乗り降り自由となっています。今回は、約1,300円のお得でした。但し、suicaカードは事前購入可能ですが、モバイルsuicaは当日のAM5時からしか購入できません。私は、suicaカードを持っていないので、乗車前に購入しました。始発から購入できるようになって欲しいですね!

最寄駅から2時間40分、定刻通りに大月駅に到着。期待以上のお天気で気分も上々です。

岩殿山へは、駅から強瀬ルートを利用するのが最もポピュラーなコースだと思われますが、現在は通行止めなのでバスを利用して「畑倉登山口」向かいました。4番のりば「日影」行に乗車し、自動車教習所前で下車します。

バスは、10分足らずで自動車教習所前に到着。下車したところがすぐ登山口です。駅から歩くと約40分なので、大幅に時間短縮が出来ます。途中、歩いているグループを見ましたが、メンバー一同「220円のバス代は、何物にも代えがたい!」と漏らしていました。

身支度を整えて、山頂に向かってスタートします。

思いのほか気温も高く、こまめに水分補給も怠りません。

時折吹く風に癒されんがら、さらに登り続けます。

誰が作ってくれたのか、手書きの山頂標識。ホッコリします。

そして、こちらが山頂からの富士山です。

秀麗富嶽十二景に選定されたことにも納得です。そして、お天気にも感謝しないといけませんね。

富士山、ずっと眺めていてもまったく飽きることが無いですが、次なる目的地「天神山」へ向かいます。しばらくは、下りの登山道が続きます。遠くの山肌に、ところどころ藤の花が綺麗に咲いていました。藤の花、新緑、青空、とても綺麗です。

本日の一つ目のアトラクション、「直登の鎖場」登場です。

ドキドキ、ワクワクしながら、鎖に取り付きます。

登り切った先には、富士山が待ってくれていました。

兜岩に来ると、二つの目アトラクションの横歩きの鎖場と、登りの鎖場が控えているのですが、残念ながら崩落のため断念。

林間コースを進み、本日二つ目のピーク「天神山」に到着です。残念ながら、ピークからの眺望はありません。

山頂から少し下った鉄塔の横で、いよいよ本日の山ごはんです。メニューは、「アヒージョと一口パスタ」。さすがに8人分の昼食を準備するのは厳しいので、主食は各自に持参してもらいました。ワイワイ、ガヤガヤ、みんなで楽しく準備をして出来上がり。では、ビールと白ワインをお供に「いただきまま~す!」。みなさん、満足そう?でひと安心です。残ったオイルを使ってのパスタは、失敗もありながらも何とか完成。楽しい山ごはんは、気が付くと何と約3時間が経過(大笑い)。普通の山登りでは、絶対にありえない過ごし方ですよね…。

最後の目的地「稚児落し」へは、暫く下りの登山道が続きます。

稚児落しが見えてきました。目指すは、あの岩の上です。

ここを登り切れば、稚児落しです。本日最後の登り道です。

「稚児落し」に到着。こちらにも、手作りの標識が置かれていました。

高度感を伝えたくて、身を乗り出して下方向を撮影するも、高所恐怖症の私にはこれが限界です。まったく、伝わって来ませんね…。

少し前の山に遮られていますが、本日最後の富士山をしっかり瞼に焼き付けて下山します。

登山道を下り終えて、舗装路を大月駅へと楽しく話をしながら向かいます。

駅近くで見つけた、ちょっと気になったカフェ。今回は、外から様子を覗ってスルーパス

無事に、大月駅にゴール。下山を祝してカンパーイ!

週初めの天気予報では、曇りのち雨と開催が危ぶまれましたが、ご覧のようにお天気に恵まれた1日となりました。秀麗富岳十二景に相応しく春の富士山を至る所で堪能し、メンバーとともに楽しいGW初日を過ごすことが出来ました。

ご覧いただき、ありがとうございました。