実家から自宅への帰路は、関空から成田へLCCを利用。関空へはJR阪和線南田辺駅を利用します。その南田辺駅から100mほどの所に、たなべ不動尊こと「法楽寺」があります。今回、少し早めに実家を出発してお参りしてきました。
法楽寺
正式名称は、「紫金山 小松院 法楽寺(しこんざんこまついんほうらくじ)」。治承二年(1178年)の草創で、2028年に創建850年を迎えられるとのことです。近くに住んでいたのに、こんなに長い歴史のあるお寺だとは知りませんでした。また、おおさか十三佛札所第一番・近畿三十六不動霊場第三番・神と佛の道百五拾名刹神佛霊場のお寺でもあります。
三重塔 山門をくぐると、まず目に飛び込んでくるのが立派な三重宝塔です。
手水舎 水差しのような形をしています。
鐘楼 幼稚園にも満たないころに、亡くなった祖母に連れられ、こちらの鐘を突きに来た記憶がかすかにあります。
水掛不動
楠大明神
祠の後ろには、天然記念物で樹齢800年・樹高26㍍・幹回り8㍍の楠の大木があります。
本堂
おびんずるさま 本堂前にお座りになっています。「頭をなでると賢くなります」と書かれていますが、私には手遅れかな~。
木魚 本堂裏にあり、ニワトリの形をしています。たたいても、コケコッコーと鳴ることはありません。
鬼瓦 迫力満点!ギャラリーの横には、数々の鬼瓦が展示されています。
たなべ大根 知らない・・・。親の会話からも聞いたことがありません。江戸時代より田辺の地で生産され、次第に淘汰改良され大正時代には田辺横門大根と称されたそうです。法楽寺西横門周辺の畑地で栽培されていたことが、その名の由来となったそうです。永らく幻の野菜となっていたそうですが、近年その種子が見つかり、2000年から地域の人々、小学校により復活したとのことです。
ご朱印も戴き関空へ向かう時間が迫ってきたので、法楽寺を後にして南田辺駅へと向かいます。
ご覧いただき、ありがとうございました。