叔母から、白井(千葉県)に「そろばん博物館」があることを聞いていて、機会があれば訪れてみようと思いながらも、なかなか行く機会に遭遇しませんでした。先日、お彼岸には少し早いですが白井の霊園にお墓参りに出かけることとなり、その行きがけに立ち寄って来ました。
白井そろばん博物館 館長さんが集められた、そろばんに関する貴重な品々が展示されています。また理事長さんは、一般財団法人全国珠算連盟の理事長を務められているお偉い方です。
二宮金次郎 入り口横で、本ではなくそろばんをはじいています。
入口を入ると、まずは入館料をお支払いし受付をします。
世界のそろばん
隠し絵 2階展示室に上がる階段には4枚の絵画に飾られていて、それぞれの絵の中にそろばんが隠れて描かれています。
そろばんアクセサリー そろばんをあしらったアクセサリーです。カフスボタンやネックレスなどもあります。
手作りそろばん そろばん作りが体験できます。
そろばん電卓 そういえば、こう言うの有りましたね。
そろばん箪笥 商家で使用人のそろばんを収納するための箪笥です。
中国装飾用そろばん
宝石そろばん 中には真珠や翡翠・銀などで作られているものがあります。
視覚障害者そろばん 珠を倒して計算するようになっています。よく考えられていますね。
名工のそろばん 中でも人間国宝のそろばんは、おそらく百数十万すると言われていました。
各地のそろばん そろばんにもそれぞれ産地があり、特徴も異なるようです。
そろばんに関する書物・文献
一通り見学を終えて裏庭に回ると、水琴窟や、なんと「そろばん神殿」なるものまでがありました。
また、そろばん博物館の隣では、「そろばん白井のひなまつり」が開催されていました。こちらは、そろばん博物館館長の奥様がやられています。奥様曰く、今年初めての試みだとのことです。
こちらは、今回展示されている中で一番古い約60年前の雛人形とのことです。
そろばんは、今では少しなじみの薄い存在かも知れませんが、貴重なそろばんの数々や歴史に触れることが出来たひと時でした。また、少し早いひな祭り気分に浸ることのできたひと時でもありました。
ご覧いただき、ありがとうございました。