所用で実家の大阪に帰省。1日時間が空いたので、紅葉が見頃の嵐山へ出かけてきました。嵐山と言えば、言わずと知れた日本で有数の観光地にの一つです。また、関西に住んでいると、デートスポットとしても外せませんよね。ただ、私にはデートで訪れるような、華やかな青春時代はなかったような…。
阪急梅田駅から京都線に乗り、桂駅で乗り換えて阪急嵐山駅に。ホームのもみじもこの通り紅葉が見頃を迎えています。秋晴れの休日と言うこともあり、多くの人が嵐山にやって来ます。昨年ニュースで見た、緊急事態宣言下の嵐山の風景が嘘のようです。渡月橋渡月橋を渡り、桂川沿いを上流方面に歩きます。川沿いのもみじもとても綺麗です。まず、初めにうのは「嵐山 祐斎亭」。
嵐山 祐斎亭 以前からインスタなどで見て、嵐山へ行く機会があればぜひ訪れたいと思っていた場所です。撮影スポットとして有名ですが、元来は光によって染め色が変化する「夢こうろ染」を生み出す染色アートギャラリーです。川端康成の部屋 川端康成と御子息香男里氏が宿泊した部屋。こちらは、とちの木のテーブルのガラスの水鏡丸窓の部屋茶室テラス席からの桂川。保津川下りの舟が下ってきました。夢の水鏡 世界で初めてと思われる本物の水鏡で、常に景色が映りこむ仕掛けになっています。
大本山「天龍寺」 臨済宗天龍寺派大本山。1339年(暦応2年)吉野で亡くなった後醍醐天皇の菩提を弔うために、足利尊氏が創建しました。方丈前の石庭曹源池御朱印
五台山「清涼寺」 別名「嵯峨釈迦堂」のなでしられ、、創建は寛和3年(987年)とのことです。庭園角度を変えると、スライドショーのように見ることが出来ます。御朱印
ここで嵐山を離れ、嵐電(京福電鉄)で帷子ノ辻(かたびらのつじ)駅で乗り換え、龍安寺へ向かいます。
大雲山「龍安寺」 大徳寺家の別荘だったのを、宝徳2年(1450年)に管領細川勝元が譲り受けて創建されました。有名なのは、ご存知の通り「枯山水」の石庭です。紅葉のトンネルを通り、石庭のある方丈へ向かいます。石庭 石庭の意味は謎に包まれており、見る人の自由な解釈に委ねられているとのことです。龍安寺で忘れてはならないのが、石庭のほかにもう一つ「つくばい」です。
「吾唯足知(ワレ タダタルコトヲシル)」。禅の格言をなぞ解きに図案化された無言の悟道とのことです。重い言葉です。鏡容池御朱印
嵐山界隈のお店は、どこも行列をなしてゆっくり食事をとること出来そうにないので嵐山ランチはおあずけ。結局、帰り際に京都駅地下街での遅いランチとなりました。
入ったお店は、「京のカレーうどん 味味香」京都ポルタ店。いろいろ悩んだ末に頼んだのは、「とり天カレーうどん」でした。カレーうどんでありながら、しっかりお出汁の効いたうどんは、空腹を満たすには十分満足する納得の一杯でした。
帰省するたびに、京都方面に出掛けたいと思いながらも、なかなか訪れる機会に恵まれませんでした。今回、運良く紅葉見頃の嵐山を訪れることが出来、とても満足な秋の一日を過ごすことが出来ました。
ご覧いただき、ありがとうございました。